>>857
――和泉さんと最近は会われている?

「業務についてお話しする必要はないじゃないですか」

――これまでプライベートでも会われていました。

「いや、プライベートじゃなくて全部仕事ですから」

2020/5/7
 山梨帰省コロナ感染女性への“ネット私刑”が横行、エグすぎる「特定作業」の裏側
 今ネットで大炎上を巻き起こしているのが、コロナに感染していたことを知りながら山梨県に帰省したという20代会社員女性について。
「味覚・嗅覚に異常を感じながらも、出勤を繰り返していたり、高速バスで山梨県に帰省。友人たちとバーベキューしたのちに整骨院を受診したり、
 ゴルフに興じたりといった行動が次々と報じられています。また、1日にPCR検査を受け、実家待機を要請されていたにも関わらず、女性は高速バス
 で帰京しました。当初、1日の検査後、結果が出る前にバスに乗ったと話していたのですが、のちに通報があり、感染が判明した2日に乗車してい
 たことが発覚。虚偽の報告をしていたことも明らかになりました」(全国紙記者))

 ネットでは女性に対して「コロナをまき散らすテロリスト」「絶対に許せない」と批判を展開。
 これに呼応するように、SNSでは私刑ともとれる“特定作業”も過熱。匿名掲示板※本人のものと思しきツイッターアカウントが特定され
(のちに削除も、本人のものかは不明)ネットでは本名や職場の特定など、さまざまな投稿が今も後を絶たないとの事。

「過去のツイートなどから“職業はパティシエ”であることや“スイーツ科がある専門学校を卒業”していたといった情報が出てきて、卒業アルバム
 の写真までもがネットに出回っています。それらの情報をまとめたブログがネット上に乱立、なかには勤め先の店の情報や電話番号などを記載し、
 電話での通報を促すようなものも。女性が行ったとされるゴルフ場や整骨院も、県内に十か所以上あるにも関わらず“ここでは?”と特定されつつ
 あります」(ウェブメディア編集者)

 ネットでの特定作業や誹謗中傷に関しては昨年の「あおり運転殴打事件」で“ガラケー女”だと特定された女性が実は別人であることが発覚し、
 フェイスブックでデマ情報を拡散した愛知県市議が提訴されるという一件もあった。

 ネット犯罪に詳しいジャーナリスト
「未曾有(みぞう)のコロナ禍という先の見えない不安にストレスが生まれ、集団心理と過剰な防衛本能が働いているのでは」

 なかには“デマ情報”も含まれていているとの事。

「コロナ陽性が発覚した女性の職場とされた、洋菓子も扱う紅茶専門店『マリアージュ フレール』は5月4日に“SNS事実無根情報について”という
 タイトルで《当社関係者各位に新型コロナウイルス感染者は確認されておりません》という発表をおこないました。店には問い合わせの電話が殺到
 したと聞きます」(飲食店関係者)