インドの化学工場で7日、ガス漏れが発生し、周辺住民ら10人が死亡、5000人が体調不良を訴える事態になっています。

地元メディアによりますと、インド南東部のアンドラプラデシュ州にある化学工場で7日未明、ガス漏れが発生しました。

毒性をもったガスが工場から半径3キロメートルの範囲に広がり、6歳の子供を含む周辺住民ら少なくとも10人が死亡、5000人以上が目の痛みや呼吸困難などの体調不良を訴えているということです。

工場は新型コロナウイルスの感染予防で稼働を一時停止していますが、地元メディアは警察の話としてタンク内で起きた化学反応により熱が発生し、ガス漏れにつながったとの見方を伝えています。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200507-00000406-nnn-int