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■支那駐屯歩兵第2連隊小隊長として7月30日、
連隊主力と共に救援に赴いた桜井文雄 陸軍少佐の証言。

まず、守備隊の東門を出ますと、殆ど数軒間隔に居留民男女の惨殺死体が
横たわっているのを目撃し、一同悲憤の極みに達しました。

敵兵は見当りませんでしたので、夜半迄、専ら生存者の収容に擔りました。
「日本人は居ないか」と連呼しながら各戸毎に調査してまいりますと、
鼻部に牛の如く針金を通された子供や、
片腕を切られた老婆、腹部を銃剣で刺された妊婦等が
彼所此所の塵、埃箱の中や、壕の内、塀の蔭等から、続々這い出してきました。

某飲食店内には一家ことごとく皆、
首と両手を切断惨殺されているのを目撃しました。
婦人という婦人は、14、5歳以上は悉く強姦されて居りまして、見るに忍びませんでした。

旭軒という飲食店に入りますと、
そこに居りました7、8名の女は全部裸体にされ、
強姦射(刺)殺されておりまして、
陰部にほうきを押し込んである者、口中に土砂を埋めてある者、
腹部を縦に断ち割ってある者等、全く見るに堪えませんでした。

東門の近くの鮮人商店の付近に池がありましたが、
その池には首を縄で縛り両手を併せて、
それに八番鉄線を通し(貫通)一家6名数珠繋ぎにして引廻された形跡、
歴然たる死体がありました。
池の水は血で赤く染つて居たのを目撃しました。