0001首都圏の虎 ★
2020/05/10(日) 14:19:16.96ID:FaPswgWM9コロナ禍が米国でも猛威を振るうまでは、景気停滞局面に入っても、再選を脅かすほどの株価になるとは予想されていませんでした。
そんなブラックスワン(事前予想ができずめったに起こらないが、壊滅的被害をもたらす事象)が訪れたいま、11月に予定されている米国大統領選挙の行方に変化がありました。
最新の世論調査を元に、再選シナリオの行方と結果を左右するポイントを解説します。
混とんとしてきた再選シナリオ
2016年11月に共和党候補として大統領選挙に当選したトランプ現大統領は、今回も共和党候補者として指名される見込みです。
一方の民主党候補は、スーパーチューズデーを経てジョー・バイデン元副大統領が指名されることとなりました。
過去50年間で、再選が果たせなかった大統領はたった3人しかいないことからも再選を狙う現職大統領が有利であることは知られています。
しかしコロナ禍を経て、状況は一変しました。
政策の良し悪しは別として、ここではコロナ禍の前と後で変わったトランプ大統領への評価を、ワシントンポスト紙が公表した最新の世論調査を元にご紹介します。
■コロナ禍までの戦前予想
3月初旬頃にコロナ禍が米国を襲うまでの予想は、好調な経済を背景にトランプ大統領の再選が70%を越える確率との報道もされたほど確実視されていました。
その理由は大きく次の2つでしたが、そのどちらもコロナ禍の後は揺らいできているのです。
■1. 経済(株式相場)は堅調であった
米中貿易摩擦が一応の着地点に至り、経済の拡大によりNYダウが史上最高値を更新しました。
失業率も3%台を維持し、2017年の就任以来株価を上げ続けていたことが政治家ではなくビジネスマン上がりのトランプ大統領の評価につながっていました。
参照:投資の森より、筆者作成
しかしコロナ禍による株価急落で、一時は2万1000ドルを切って就任当初の株価を下回る水準まで下落しました。
もしこのままの水準が続けば、これまでの経済政策を全て否定されるような状況となっています。
■2. 民主党の候補者選びが1本化できていなかった
トランプ大統領の所属する共和党は最初から1本化されていましたが、対抗馬となる民主党は複数候補が乱立し、スーパーチューズデーまでは有力候補を絞れない状況が続いていました。
しかも社会主義的な政策を挙げていたサンダース氏がトップだったこともあり、トランプ大統領は社会主義を批判すれば良かったのですが、そのサンダース氏が撤退したことを受け、バイデン元副大統領(オバマ大統領当時)に1本化されました。
ホワイトハウスに8年務めたことがあるバイデン元副大統領は、オバマ政権下でオバマケアと呼ばれる保険制度創設に尽力した高官です。
全文はソース元で
5/10(日) 12:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b35cce71852959df2f86163aff514422ac5fa2c6
https://amd.c.yimg.jp/amd/20200510-00010001-manetatsun-000-1-view.jpg