日本の川崎病、中国からの風が原因か

主に乳幼児が発症する「川崎病」は、中国北東部から風に乗って日本に運ばれてくる
毒素が原因の可能性があるとの研究結果が19日、発表された。

 気流モデルを使って行われた先行研究で、中国北東部の広大な穀倉地帯を起点とした風が
吹いている時に川崎病の発症数がピークを迎えることが分かっていた。

 今回の研究では、大容量の空気ろ過装置を搭載した航空機を使い、日本の上空
2000〜3000メートルの空気を検査したところ、空気中で最も多かった菌類はカンジダで
あることが分かった。酵母菌の一種であるカンジダは、世界中でみられるさまざまな
真菌感染症の最も大きな原因とされている。

https://www.afpbb.com/articles/-/3015338?cx_amp=all&;act=all