気象庁は10日、北海道稚内市と釧路市でエゾヤマザクラが開花したと発表した。気象庁の全国の観測地点で最も遅く、1月6日に那覇市でヒカンザクラが開花してから約4カ月後となった。

稚内地方気象台によると、10日午前10時すぎ、稚内市の天北緑地にある国内最北の標本木で、6輪ほどが咲いているのを職員が確認した。平年より4日早く、昨年より3日遅かった。また、釧路地方気象台も午後3時ごろ、鶴ケ岱(つるがだい)公園の標本木で開花を確認。平年より7日早く、昨年より1日遅かった。

https://www.sankei.com/life/news/200510/lif2005100036-n1.html