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 検察官の定年を65歳に引き上げ、内閣の判断で検察幹部の「役職定年」を延長できるようにする検察庁法改正案の委員会審議は今月8日、与党が強行
 する形で開始。黒川弘務・東京高検検事長(63)の定年延長問題を追及する野党側は、森雅子法相の出席が必須などと求めているが、与党は応じず、
 与党は週明けの委員会採決をめざすとみられるとの事。

 安倍内閣は、1月末に政権に近いとされる黒川氏の定年延長を閣議決定。
 検察トップの検事総長に就ける道を開くことになったため、「検察の私物化」との批判の声が上がっていた。

これまでの経緯:
2020/2/20 検察内からも意見「国民に経緯説明を」 検事長定年延長
2020/2/19 場所:法務省、会議名称:「検察長官会同」、議題:「検察運営上、考慮すべき事項」
中部地方の検事正:法務省の首脳に黒川氏の定年延長について質問※黒川氏の定年延長は議題に含まれておらず、人事の質疑が出るのは異例。
「検察は不偏不党でやってきた。政権との関係性に疑念の目が向けられている」
「このままでは検察への信頼が疑われる。国民にもっと丁寧に説明をした方がいい」

辻裕教・法務事務次官:「延長の必要性があった」
検察の公正中立に疑念の目が向けられていることに対し、検察内部からも不満の声が上がった模様。

検察官の定年延長について:
 政府は1981年の国会で国家公務員法の規定が「適用されない」と答弁
 森雅子法相は17日の衆院予算委で、1月に解釈を変更したと説明。

 野党や政府与党自由民主党とそれらに媚びを売る国民以外の全国民の一致した意見:
 「政権に近いと言われる黒川氏の定年を延長するため、内閣の都合で法解釈をつくりあげたのではないか」

※下名も東京高検の黒川検事長の定年延長には大反対だが、安倍晋三はこの国が三権分立の民主主義国家である事が理解できない様子。
 議会の大多数を占める自民党の総裁、行政のトップの内閣総理大臣が恣意的に逮捕特権を持つ検察官の人事に介入する事は、現に慎むべきだが、
 所詮、死刑を免れたA戦犯の岸信介の孫らしい愚かな発想としか思えない。

関連する報道:
2020/2/18
 小泉環境相、後援会行事を優先 16日の新型肺炎巡る会合欠席
 小泉進次郎環境相(衆院神奈川11区)<−共産党の宮本徹が指摘
 新型肺炎に関する16日の政府会合を欠席、地元後援会の新年会に出席、
 「おっしゃる通りだ(国の危機管理より後援会活動を優先するのは当然だろ?)」
 「必要な指示は出しており、危機管理は万全だ」<−こいつがいてもいなくても一緒らしいw

 その他欠席者:
 森雅子法相
  抱えている問題点:黒川東京高検検事長の無理やりな定年延長問題
 萩生田文科相
  抱えている問題点:大学入試の英語試験の民間参入問題、国・数の記述式試験問題