大手ビールメーカーのアサヒグループホールディングスの3月までの3か月間の決算は、新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に飲食店でのビール需要が減り、大幅な減益となりました。

アサヒビールなどを傘下に持つ、アサヒグループホールディングスのことし1月から3月までの決算は、売り上げが4091億円で前の年の同じ時期と比べて4.7%の減少、本業のもうけを示す営業利益が129億円と44.5%の減少となりました。

これは、新型コロナウイルスの感染拡大で3月以降、日本国内やヨーロッパで外出の制限や自粛が広がり、飲食店でのビールの売り上げが急激に減ったことによるものです。

報道向けに公開した動画で、小路明善社長は「感染の第2波などを想定して飲食店向けのマイナス影響をどうカバーしていくかを考えてないといけない。また、感染が収束したあと、人々の行動様式なども変わることが予想され、柔軟に対応していく必要がある」と述べました。

会社では、いわゆる巣ごもり消費の影響もあり、国内で3月に発売した第3のビールの売り上げが好調なことを踏まえ、今後は家庭用の需要の掘り起こしを目指すとしています。

2020年5月11日 18時18分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200511/k10012425321000.html
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