2020年5月11日 12時55分
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0511/ym_200511_6043103542.html

新型コロナウイルス感染拡大の影響による自粛後、営業再開した茨城県石岡市吉生の自然動物公園「東筑波ユートピア」に、「再開するな」と脅す電話があったことがわかった。
同園の飼育員男性(30)は、「倒産したら動物たちは生きていけなくなる。ルールを守りながら営業を続けていきたい」と理解を求めている。
園では4月18日から営業を自粛。
ただ、休園中も約20種200頭いる動物の餌代はかさみ、経営の厳しさが増したため、5月7日から営業を再開することに。
猿まわし公演などのイベントは31日まで休止しており、感染の状況によっては、再度の営業自粛も視野に入れての判断だった。
その営業再開告知後の6日に2回、男の声で、「再開したらどうなるかわかっているのか」「殺すぞ」などと脅迫する電話があったという。
その後、電話は収まり、営業は予定通り7日に再開した。
園では、スタッフの健康管理や衛生管理を徹底し、「3密」の回避などの対策を施しているという。

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営業を再開した自然動物公園「東筑波ユートピア」