2020/5/11
 武漢で新型コロナ感染者、1か月超ぶり 中国
 中国の国家衛生健康委員会(NHC)は10日、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった同国中部武漢で、1か月超ぶりに感染者が出たことを発表。
 NHCはまた、同国全土で新たに14人の感染が確認された、うち2人は国外からの入国者で、2桁の増加は10日近くぶりとの事。

気になる報道:
2020/5/10
 中国吉林省でコロナ感染増加 警戒強化、列車一部停止も
 中国政府は10日、新型コロナウイルス感染症の発症者が9日に中国本土で14人増え、計8万2901人になったと発表。
 内11人は吉林省での国内感染で、同省舒蘭市の発症者から広がったとみられる。
 中国メディアによると同市は10日、「高リスク」に警戒レベルを引き上げ、一部の列車の運行を停止。
 舒蘭市は吉林省吉林市内の行政区画であり、7日に発症が確認された女性の家族や濃厚接触者に感染が広がっている。
 同省では計19人の海外からの感染流入例が報告されているが、報道によると女性には流入例との接触歴がなく、約70日ぶりに同省で確認された国内
 感染例との事。

2020/5/10
 豪提案「独立調査」に中国猛反発 コロナ発生源、WHO総会控え
 新型コロナウイルスの発生源や感染拡大の経緯を巡り、独立した調査が必要だと主張するオーストラリアに、中国が猛反発。
 オーストラリアは今月半ばの世界保健機関(WHO)総会で議題になるとの立場を示しており、中国はウイルス拡散を巡る「中国責任論」の高まりを
 警戒している。

 「何が起きたのか、独立した調査が必要だ」。オーストラリアのモリソン首相は4月23日の記者会見で強調。

 独立した公衆衛生の検査官がパンデミック(世界的大流行)の関係地に行き、迅速に状況を把握する重要性を指摘。
 情報が得られれば「多くの生命を救える」との事。

※米国は新型コロナウィルスの発生源が武漢研究所であるという主張が劣勢の為、豪州を使って中国責任論を展開し、中国本土に改めて「COVID-19」の
 散布を行った模様。

2020/5/7
 米大統領の制裁関税言及に反発 中国「他国脅迫は放棄すべき」
 中国外務省の華春瑩報道局長は6日の記者会見で、トランプ米大統領が新型コロナウイルスの世界的感染拡大の責任を巡り、対中制裁関税を発動
 する可能性に言及したことに反発。
 華氏「貿易戦争は誰の利益にもならない。関税を武器に使い他国を脅迫するような考えは放棄すべきだ」と強調。
 ポンペオ米国務長官が中国湖北省武漢市の研究所が新型コロナの起源だという多くの証拠があると述べたことについて
「証拠を出せていない」と指摘。「中国に対し二度といわれのない非難をするな」との事。

 中国がこれまでに、計約150の国と国際機関に防疫物資を提供したことの事。

関連する報道:
2020/5/6
 コロナ発生源、「武漢研究所説」に否定的 米英など5か国情報同盟―CNN
 米CNNテレビは4日、情報機関の情報を共有する米、英、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国による同盟「ファイブアイズ」は、
 新型コロナウイルスの発生源が中国湖北省武漢市のウイルス研究所だとする説を「可能性が極めて低い」とみていると報じた。
 参加国筋などによると、武漢の市場が発生源である可能性が高いと分析しているという。
 これに先立ちポンペオ国務長官は3日、「武漢研究所説」に関する「かなりの量の証拠がある」と指摘。
 トランプ氏も証拠を「見た」と述べている。ファイブアイズの分析はトランプ氏らの主張と矛盾しており、波紋を広げそうだ。

※下名が再三、投稿している内容ではあるが、「ファイブアイズ」なる情報機関もようやくその事に気が付いた模様。