05月12日 19時13分

新型コロナウイルスの影響で学校の休校が続くなか、札幌市内の児童クラブに通う子どもたち全員にお菓子が無料で配られました。

配られたのは札幌市内の児童クラブに通っている5000人分のお菓子で、大手スーパーの「イオン北海道」が市を通じて寄付しました。
このうち、札幌市西区の山の手児童会館ではオンライン形式で贈呈式が行われ、札幌市の山根直樹子ども未来局長が「なかなか学校へ行けず、遊ぶこともできないなか、頑張っている札幌の子どもたちに元気になってもらいたい」とあいさつしました。
このあと、児童クラブがある会館の職員から代表の子どもたち5人にお菓子が手渡され、受け取った子どもたちは感謝の言葉を述べました。
この中で、子どもたちはマスクが不足するなか、ものをもらうことのありがたさや、新型コロナウイルスが収まったら外で遊んだり家族で旅行に行ったりしたいと話していました。
小学3年生の男の子は「お菓子をもらってうれしいです。サッカーの練習などができなくていまは大変ですが、クラブで勉強やけん玉の練習を毎日しています。もっと上手になりたいです」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200512/7000021053.html