新型コロナウイルスの影響でマスクの不足が続くなか、埼玉県羽生市に匿名の市民からマスク21万枚が寄付されました。

寄付されたのは、マスク21万6000枚で、先月、地元の市民から寄付したいと話があり、今月11日に代理人を通じて羽生市内の交流施設に届けられました。

マスクが入った段ボール120箱は、施設のホールで保管されていて、寄付をした市民は匿名を強く希望し、医療機関や福祉施設、それに学校や保育所など、現場で必要な人に使ってほしいと話しているということです。

市によりますと、このほか市内の企業や個人からも、合わせておよそ3万枚のマスクが寄付されたということです。

羽生市地域振興課の関根章典課長は「これだけ多くのマスクが寄付され、とても驚いています。医療機関や福祉施設などに配りたい」と話していました。

2020年5月15日 16時01分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200515/k10012431551000.html
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