0001蚤の市 ★
2020/05/16(土) 10:34:42.76ID:Z0J3qWOd9売り手市場を背景に、「早期化」すると言われていましたが新型コロナの影響で、採用活動が一気にペースダウン。8割近くの大学生が就活を継続していると回答するなど「長期化」しつつあるようです。
【8割が就活継続】
就職情報大手のリクルートキャリアが、2021年卒の大学生を対象に行った調査(※調査期間:5月1日〜7日、有効回答数1080人)。
新型コロナの緊急事態宣言が出されている5月1日時点で就職活動をしているとの回答は、全体で77.4%でした。
前の年に比べて4.7ポイント低くなっていますが、8割近くの学生が就活を続けていることになります。
(2月=85.8% 3月=90.2% 4月=87.8%)
文系、理系別では…
▼文系 83.2%(前年-3.5ポイント)
▼理系 64.2%(前年-7.2ポイント)
男女別では…
▼男性 74.9%(前年-6.1ポイント)
▼女性 80.3%(前年-3.1ポイント)
地域別でみると…
関東が最も多く80.4%、中部が74.7%、近畿が73.5%、その他地域が77.2%となっています。
【進路 確定した人は】
また、回答者のうち、5月1日時点で進路が確定した人は27.9%でした。
注目は、昨年度との差が一気に詰まってきたことです。
2021年卒の進路確定率
2月 9.1%(前年+5.3ポイント)
3月 10.9%(前年+4.2ポイント)
4月 18.4%(前年+6.7ポイント)
2021年卒の就活は、企業も採用活動を早める動きがあり、学生も早めに企業との接触を始めていたことから、その分早めに内定が出ていました。
4月の調査では…内定率は31.3%(前年+9.8ポイント)
▼インターンシップ経験者 36.2%(前年+10.2ポイント)
▼未経験者 20.7%(+前年7.1ポイント)
インターンシップの経験の有無に関わらず、20年卒と比べ高くなっていました。
内定率も、5月になって鈍りましたが(5月の内定率=45.7% 前年-5.7ポイント)同様に進路確定率も鈍っています。
新型コロナウイルスの感染拡大で、対面での面接ができず企業が内定を出すことに慎重になっていることが影響しているとみられます。
【内定ありでも…】
内定がまだ出ていない大学生では、91.0%が就活を行っています。
では、内定がすでに出ている大学生はどうでしょうか?
就職活動を続けているのは61.4%(前年-8.3ポイント)。
前年より減った理由を聞きました。(イラスト省略)
新型コロナの影響で前年と大きくスケジュールが変わってしまっている就活。
外出自粛で、まわりの状況がわかりづらく不安になるかもしれませんが、まだ、多くの就活生が活動を継続しています。みなさんが納得いく進路決定ができますように。
NHK 2020年05月15日
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/syukatsu/syukatsu431/