2020年5月11日、澎湃新聞は、中国人の遺伝子に関する大規模な研究結果が発表され、北部漢民族と日本人が遺伝的に重なることが分かったと報じた。

記事によると、上海市の瑞金医院が中国国内29の研究機関や病院などと共同で実施した27省・直轄市の8民族、1万588人のゲノム解析に基づく中国人の遺伝子研究の結果が、中国社会科学院生命科学研究院の雑誌「Cell Research」で発表された。

研究の中で漢民族について、北部、北西部、東部、中部、南部、南東部、嶺南地域の七つに分類できることが初めて示されたほか、少数民族の中ではチベット族、イ族、モンゴル族、ミャオ族、チワン族の遺伝子に独自性が強く見られた一方、満州族は北部漢民族と近く、回族は北西部・北部漢民族と近いことも明らかになったという。

また、世界の人種と比較すると、中国人の遺伝的特徴は欧州、アフリカ、南アジア、ラテンアメリカなどの人種との間に大きな差があり、アフリカ人種との差が最大となった一方、東アジア人種とは非常に似通っており、日本人と北部漢民族との間では「完全な重なり」が見られたという。

さらに、中国人における酒の強さに関する遺伝的特徴の比較では、全体的に見て南部の人よりも北部の人のほうが酒に強いことも分かったと紹介している。(翻訳・編集/川尻)

2020年5月12日 17時50分
https://news.livedoor.com/article/detail/18249772/
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★1:2020/05/15(金) 21:55:46.96
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