正直、見送るとは思わんかったからこれは意外だったと認めざるを得ない。
強行採決してしまうべきだと思うけどな。

思惑としては、支持母体である自治労に対して「公務員の定年延長法案」だけ通したかった主要野党の目論見を挫くってことなんだろうけど...
確かに野党がこのまま臨時国会まで今の反対世論を維持できるとは思えんが、さりとて全くの無抵抗になるとも思えない。
そうなると、国政選挙がより近くなる臨時国会で反対運動を展開されるダメージの方が、今強行採決してしまうダメージより大きい気がする。

全ては野党がどの程度の抵抗力を秋まで維持できるかによるわけだが、この見送りの決断はもしかすると「悪手」だったかもしれないな。