【AFP=時事】中国とキューバに強く批判的なマルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員(共和党)が18日、大きな影響力を有する上院情報特別委員会(Select Committee on Intelligence)の新委員長に指名された。前任のリチャード・バー(Richard Burr)上院議員は現在、インサイダー取引の疑いで捜査対象となっている。

 委員長に指名されたことでルビオ氏は、「ギャング・オブ・エイト(Gang of Eight)」として知られる議会の有力者グループの一員となる。ギャング・オブ・エイトは定期的に、国家安全保障上の脅威など機密情報の報告を受ける立場にある。

 前任のノースカロライナ州選出のバー氏(共和党)は14日、委員長職を一時的に退いた。これより前に米連邦捜査局(FBI)は、インサイダー取引の捜査でバー氏の携帯電話を押収していた。

 バー氏は新型コロナウイルスが米国で流行する前の2月に、自身の機密情報へのアクセス権を利用して所有株式を売却した疑いが持たれている。当時国内では、新型コロナウイルスの脅威は小さいと国民に伝えられていた。

5/19(火) 12:21配信
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