去年12月、アメリカ・フロリダ州の海軍航空基地で、サウジアラビア人の兵士が拳銃を発砲し、11人を死傷させた事件で、当局は、国際テロ組織「アルカイダ」系のグループとの接点が見つかったと発表しました。

 この事件は去年12月、フロリダ州・ペンサコラにあるアメリカ海軍航空基地で、訓練中のサウジアラビア空軍の兵士が拳銃を発砲し、11人が死傷したもので、容疑者はその場で射殺されました。

 18日、アメリカ司法省のバー長官は、容疑者の携帯電話の解析に成功し、国際テロ組織アルカイダ系のグループ、「アラビア半島のアルカイダ」との接点が見つかったと明らかにしました。

 容疑者は2015年までに過激思想に染まり、「アラビア半島のアルカイダ」のメンバーと連携を取り、事件前に、犯行の詳しい計画を伝えていたということです。

 事件をめぐっては、捜査当局は、容疑者の所持していた携帯電話の製造元・アップル社に対してロック解除を要請しましたが、プライバシーなどを理由に拒否され、当局は独自にデータを回収したということです。

19日 6時50分
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3982904.html