0001次郎丸 ★
2020/05/21(木) 08:35:36.47ID:If+xODMF9焦点:変わるESG投資、コロナで「E」より「S」が前面に
https://jp.reuters.com/article/covid-wall-street-idJPKBN22R1H6
[シドニー/ロンドン 15日 ロイター] - 米ウォール街(金融街)で労働者の福祉への関心が高まっている。新型コロナウイルスの感染拡大で稼働停止になった生産ラインやオフィスを再開させる必要に直面する経営幹部にとって、疾病手当金や労働条件などへの配慮が最優先の課題に浮上。一方、投資家には、社会的責任投資を推進する絶好の機会にもなりつつある、との見方も出ている。
ESG(環境・社会・統治)投資は新型コロナ流行前から人気が高まっていたが、総じて注目されていたのは従業員の幸福といったS(Society、社会)問題よりも気候変動といったE(Environment、環境)問題や過剰な経営陣への報酬といったG(Governance、企業統治)問題だった。
しかし、新型コロナがもたらした深刻な事態は、こうしたウォール街の意識に大きな変化を引き起こしている。
「先日、ある人から『E(環境)は二の次で重要ではなくなってしまったのか』と尋ねられた。私は『いや、そうではない。むしろS(社会)が前面に出てきたということだ』と答えた」
ゴールドマン・サックスのサステナブル・ファイナンス・グループ責任者、ジョン・ゴールドスタイン氏は4月に開かれたメディア向け電話会見でこう語った。
<長期的には経営に貢献>
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アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾス氏が先月、従業員保護を含む新型コロナ関連費用として40億ドルを支出すると表明した際、投資家は当初冷淡だった。この支出で次期四半期の利益が消失すると発表したことを受けて株価は7%超下落したものの、それ以降は下げの大部分を取り戻し、年初来で28%高となっている。
フェデレイテッド・エルメスのポートフォリオマネジャー、ルウィス・グラント氏はアマゾンの措置について、長期的な事業運営においてプラスだと指摘。「賢いPR(パブリック・リレーションズ)措置」だと語った。
※以下省略