右でも左でもないが、今回のコロナ感染について一言。

基本的に国の対応は間違っていない。というよりは、現在の法体制
では韓国や中国のように強権発動は出来ないし、野党の反対等に
より国民の情報管理の統一化が出来ないので、台湾のようにきめ
細やかな対応は元々不可能であった。

日本、日本人の基本的性格や行動様式と、通常インフル等の
感染症への各自の対応の日常化、そして最近のインフルの主
発生地である中国から近いことによる新型コロナの免疫に類似
した免疫がすでにある程度国内に存在している可能性、BCG
による肺感染の重篤化の軽減の可能性等の複数の要因がミックス
された結果、感染拡大がある程度元々抑えられる環境にあったこと
が他国との差となっている思われる。政府はこれをある程度見通
して対応を行っていた。

当初は発症するまで菌はあまり拡散しないと思われており、
とにかく発症者を優先に隔離しながら医療崩壊を起こさないよう、
ピークを出来るだけ伸ばして低く抑えるという方針だったはずで、
医療崩壊を起こさず、中国からの第一波の感染拡大を抑え、欧州
からの第二波のピークが終わっりつつある点を考えれば、
国の施策はそれほど謝っていないと考えられる。

PCR検査数を劇的に増やしても、人員確保が難しいことや、
対応に不十分な医療体制、PCR検査結果自体がそれほど精度
が高くないことを考えれば、PCR増大と、無症状感染者の隔離
の増加による医療崩壊だけでなく、陽性なのに陰性と結果が出た
人が無闇に動きまわり、拡大感染させてしまう危険性が高い。
それよりも検査数を抑えて、「もしかしたら周りに感染者がいる
んじゃないか」と思わせて民衆各自が感染予防対策を真剣に
取り組む必要性を認識させた方が拡大防止につながる。

経済についても、感染ピークの抑制とロックタウンの経済影響
を考えると、海外ほど厳格な非接触対策を行わずに、ピーク
を終えてから経済回復を徐々に行ってゆくやりかたはベスト
ではないかもしれないが、ベターな対応だろう。

但し、補償に対しては、マスゴミに扇動された結果、国民に
一律10万円支給などと馬鹿げたことをせず、実際に収入に
影響のある分野や人に対してもっと厚く補償を厚く行うべき
かもしれないが、それを補うだけの増税をどこかで行わねば
ならず、それを勘案したら妥当なラインなのかと考える。

マスゴミと言動に責任の無いエセ評論家達は、全体を考えず
にウケの良い不満批評をするばかりで、視聴者を扇動して
煽った結果がポピュリスト達を増殖させてしまっていること
が一番罪が大きいのではないか。