クロロキンは新型コロナ治療に「効果認められず」研究結果
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200523/k10012442231000.html

アメリカやスイスの研究グループは、去年12月20日から先月14日までに、新型コロナウイルスに
感染して入院した患者、9万6000人余りのデータを分析した結果を発表しました。

このうち「クロロキン」、または性質が近い「ヒドロキシクロロキン」を投与された患者はおよそ
1万5000人、投与されていない患者はおよそ8万1000人で、致死率は「クロロキン」を投与された
患者は16.4%、「ヒドロキシクロロキン」の場合は18%だったのに対し、投与されていない患者は9.3%で、
投与された患者のほうが高かったということです。

また、抗菌薬を併せて投与された場合では、致死率は「クロロキン」が22.2%、「ヒドロキシクロロキン」が23.8%と、
さらに高くなったということです。