ほらヒグマも殺せる

北海道のアイヌ民族の場合はトリカブトを「スルク」と呼び、根や茎から抽出した毒を矢や仕掛け弓「アマッポ」に用いて鹿やヒグマを捕っていました。また、各家庭ごとに独自の秘密レシピを持っていたそうです。人や動物がトリカブトを大量摂取した場合はほぼ即死し、少ない量でも2〜6時間で死に至ります。初期症状としては呼吸困難や嘔吐などが起こり、死因は心室細動もしくは心停止です。