「諸君、猟友会は、使命に背き島牧村方面の戦線を放棄した。発砲許可がないから駆除は出来んと言って勝手に退りよった。これが村民か。村民は発砲できなくても戦いをしなければならないのだ。
発砲許可がない、やれ報償金がない、死亡保険がないなどは戦いを放棄する理由にならぬ。ライフルが使えなかったら花火があるじゃないか。花火がなくなれば、腕でいくんじゃ。腕もなくなったら足で蹴れ。足もやられたら口で噛みついて行け。
日本男子には大和魂があるということを忘れちゃいかん。日本は神州である。神々が守って下さる…」