5/28(木) 5:36配信
共同通信
南高梅を収穫する農家=27日、和歌山県田辺市
梅の全国的産地である和歌山県南部で、南高梅の収穫が始まった。農家は7月まで作業に追われる。今年は新型コロナウイルスの感染拡大で健康志向が高まっており、生産者らは売れ行きに期待を寄せている。
収穫初期は青梅が中心で、関東や京阪神などの市場に出荷する。その後、色づいてくると、熟して自然落下するのを待ち、塩漬け加工する農家が多い。
今年は梅の花が咲く2月ごろの気温が高めだったことが影響し、収穫量はいまひとつ。和歌山県田辺市の高地一樹さん(34)は「昨年の7割くらいかと思う。量が少ない分、高く売れればいいのですが」と話した。
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