>>59
左翼は、問題点を取り上げてそれを批判し、それへの対処法を説く、というスタイルだから
書物というものが重視される(論理とか啓蒙とか)

ところが右翼(ですらない従来の人々)は何も感じずにいたところに
「お前ら間違ってる、そこどけ!」と言われたようなもので
勢いに押された事もあってちょっと怯んでる
しかし、いきなり罵倒されて面白くはないし「それ、ホントに正しいのか…?」という思いもあって
ぼんやりとした不満感はある
また、それまでの「当たり前」は、当たり前である…つまり「言うまでもない事」であるが故に
言語による理論化が遅れていて、言論での対抗が不充分だったりする

これまでは「そんな事もわからないのか…?」と突き放す事もできたが
左翼は「従来のあり方を否定するための批判」をしているのだから
右翼(と言うか「保守」)はそれを押し戻し、ねじ伏せる為の理論を
用意しないといけない