安倍晋三と「日本会議」について。

「戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事」 谷口雅春と稲田朋美と日本会議
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――「生長の家」創始者である谷口雅春は、「戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事」と、説いた。

「生長の家」は、1930年に創設された新宗教団体。

戦時には、これを聖戦とし、英米との和解を断固避けるべきと主張。

「皇軍必勝」のスローガンの下、金属の供出運動・勤労奉仕・戦闘機の献納など教団を挙げて戦争協力し、天皇信仰・感謝の教えを説いたとされる。

彼らはいわばカルト化し、「生長の家」本流と称し、「日本会議」の中核を占めているというのだ。

そして、日本会議のメンバーには、

安倍晋三をはじめ、麻生・菅・甘利・石破・稲田・高市・下村・塩崎・世耕・・・など安倍政権の中心人物たちが名を揃える。(石原慎太郎らも。)

安保法案の「集団的自衛権」を合憲とみなす憲法学者の顔触れを見ると、どれも日本会議メンバーであるという。

ある時期では、国会議員の4割、閣僚の8割が日本会議メンバーであるというのだから驚かされる。

中でも、何かと問題発言を連発している元防衛大臣・稲田朋美。

「国民の生活が大事なんて政治はですね、私は間違っていると思います」

「血を流す覚悟をしなければならない」

「男子も女子もみんな自衛隊に体験入隊するべき」

「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけない」

アベは、自身の後継者として総理大臣候補と考えているらしい。

それだけでも、安倍政権が日本をどのような方向に向かわせようとしているかが分かるだろう。

どうやら稲田は、ある講演会で、

「戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事」と、いう谷口雅春の言葉を引用し、

「ずっと自分の生き方の根本に置いてきた」

と、語るほど、カルト的な信奉者であるようだ。

安保法案、共謀罪、秘密保護法、日本版FEMA創設、マイナンバー制度、改憲、緊急事態条項・・・

すべて、戦前の軍国化、独裁・監視・軍事社会への布石である。

彼らは戦前の大日本帝国の再来を願っている

嘘のような話だが、安倍が「美しい国、日本」を連呼していたのは、その時代の日本を指す。

・・・ん?「・・だが、安倍政権がもたらした日本社会のどこが美しいのか?」

「・・・そのわりに、種子法廃止やTPPなどで、海外企業に日本を売り渡そうとしているじゃないか?」と、冷静な人なら、そう思うだろう。

実はこのあたりがややこしいところなのだ。

日本会議とは、1997年に設立された「保守」団体とされるが、実はこの「保守」と名乗っているところが曲者。(極右団体、最大右翼組織と呼ばれることも多い。)

彼らは「愛国」の名の下、「マッカーサーに押し付けられた憲法を改正」

「国防軍設立」を叫ぶが、本当の狙いは、

「日本国を破壊する方向に導こうとする団体」

と、考えたほうが良い。

(末端の人間や幾らかの人たちにはそう思っていない者もいるだろうが、少なくともアベら自民党のトップ連中の肚はこれである。)

実は、この大日本帝国再来でさえ、単なる国粋主義者の願望ではない、別の側面がある。

つまり、「日本のためではなく、朝鮮半島、闇権力に日本の金・資源・国土・精神・生命を売り渡す」ための詭弁なのだ。

表向き、そして末端の人間には「愛国が大事」と語りながら、その実は、日本を外国に売り渡すための売国行為を目論む集団でしかない。

※彼ら闇権力の一味は、こうしたややこしい手を使って、正体がばれないように隠す。

例えば、ブッシュが表向きキリスト教徒であり、「愛国」「アメリカのため」「強いアメリカ」

と、国民を煽る一方で、9.11自作自演テロで多くの国民を虐殺し、戦争へと突き進むことで軍需産業を肥え太らせた。

実は、ブッシュが信仰しているのは、ルシファー(サタン、悪魔崇拝)であり、キリスト教徒というのはカモフラージュでしかない。