自民党都連は28日、東京都知事選候補者の選考委員会を都内で開いた。出席者によると、独自候補を擁立しないという党本部の方針に対し、小池知事と対立してきた都議らからは反発する声が相次ぎ、選考委としての結論は見送られたという。

 選考委は昨年6月に設置され、小池知事の対抗馬を探してきたが、これまでに有力な候補者は見つかっていないという。この日は出席者から「ぎりぎりまで独自候補を模索すべきだ」といった意見が続出したため、都連の鴨下一郎会長らは6月1日に党本部の二階幹事長に協議の内容を報告するという。

読売新聞 2020/05/29 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/tochijisen2020/20200601-OYT1T50115/