https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202006/0013389429.shtml

兵庫県警豊岡南署に窃盗未遂の疑いで逮捕された同県豊岡市内の大工の男が
「新型コロナウイルスの影響で仕事がなくなり、生活費を稼ぐために窃盗をした」
と供述していることが1日、捜査関係者への取材で分かった。

同署は2日にも、別の店舗で現金を盗んだ疑いで男を再逮捕する。

関係者によると、同市の59歳男=窃盗未遂罪などで起訴済み。5月8日午前0時ごろ、
市内のスーパーの外壁にのこぎりなどの工具で穴を開けて侵入したところを、
通報で駆け付けた同署員に現行犯逮捕された。

その後の調べで、4月29日午前2時ごろ、市内のガソリンスタンドの事務所に同じ手口で侵入し、
金庫(1万円相当)を盗んだ疑いが浮上。金庫には現金200円しか入っていなかったという。

男は「請け負うはずの工事が延期や中止になり、収入がなくなった」などと話しているという。