WHO=世界保健機関によりますと、新型コロナウイルスに感染した人のうち、およそ8割は症状がないか、
軽症ですみますが、およそ2割は重症化するとされています。

重症化しやすいとみられる人として、アメリカのCDC=疾病対策センターは65歳以上の高齢者に加えて、
慢性の肺の病気や、重い心臓病、糖尿病、肝臓の病気などの持病がある人のほか、慢性の腎臓病で透析治療を受けている人、
喫煙者やがんの治療や臓器移植などで免疫力が低下している人、それに重度の肥満の人などをあげています。

一方で、ぜんそくの患者は、これまで重症化するリスクが高いと考えられていましたが、
国立成育医療研究センターの研究グループが、中国とアメリカで新型コロナウイルスに感染したおよそ2200人のデータを解析したところ、
重症化のリスクは高くはないとみられることが分かったとしています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200603/1000049757.html