【研究】イモガイが獲物を低血糖にして狩るときに流すインスリンが人間の糖尿病にも効果あり [暇人倶楽部★]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
アンボイナガイ(イモガイ科)は、狩りで強力な毒を使う「海の殺し屋」として知られています。
アンボイナガイの分泌する毒の正体は強力なインスリンであり、その毒インスリンに触れた小魚は低血糖のショックを起こして気絶してしまうのです。
そして気絶した小魚は、アンボイナガイによってゆっくりと丸呑みにされます。
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/06/The-deadly-geographic-con-014.jpg
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/06/6108742714f5f7db69c66779d46463d4.png
2015年にこの毒インスリンの存在が発見されてから、研究者たちは、この強力な毒インスリンを人間の糖尿病治療に役立てないか考えてきました。
そして今回の研究によって、毒インスリンと人間のインスリンを合成したハイブリッドインスリンが作成され、ついにその目的を達成。この新しいインスリンは、毒のもつ即効性と人間に対する高い親和性を併せ持ち、優れた血糖低下作用を示したとのこと。
しかしハイブリッドといっても、合成の方法は様々です。
研究者たちはどのような方法で毒を薬に変えたのでしょうか?
インスリンが毒になる仕組み
インスリンの役目は血液中にある糖を細胞に取り込ませること。そのためインスリンが不足すると、いくら糖をとっても餓死してしまう。しかし過剰にあると血中の糖を全て吸収して、脳に糖(エネルギー)が届かなくなり、低血糖ショックが起きる
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/06/346a36e57876e7c6284b99d67cc8c91a.jpg
人間の体の中で働くインスリンは通常、凝集された状態ですい臓に保管されています。
そして血糖値の上昇を確認すると、凝集体から一つ一つ、インスリンが離れていき、血糖値を下げていきます。
しかしこの凝集状態からの分離プロセスには1時間ほどの時間がかかることが知られており、食後の急速な血糖上昇にしばしば対応できません。
一方、小魚狩りに使われる毒インスリンは、通常のインスリンに比べて非常に小さな構造をしていることが知られており、凝集体を作らず、小魚のエラから侵入すると即座に低血糖を誘発させます。
この強力な即効性のお陰で、インスリンは毒として機能することができるのです。
小魚専用だった毒インスリンを改造してヒトでの効果をもたせる
ただ残念なことに、アンボイナガイから毒インスリンを抽出しても、直ぐには人間には使えませんでした。
アンボイナガイの毒インスリンは獲物である小魚に対して効き目を発生させるように特化して作られており、人間に対する効果は限定的だったからです。
そこで研究者は、毒インスリンの効能部位を切り取り、人間のインスリンから凝集能力を奪ったものに結合させた、毒インスリンと人間のインスリンのハイブリッドインスリンを作りました。
このハイブリッドインスリンは、ミニインスリンと名付けられ、ラットを使った実験において、通常の人間のインスリンと同じレベルの血糖低下作用を、より短時間で発揮できたとのこと。
研究チームのChou氏は「ミニインスリンは既存のインスリンに比べて小さいため合成が容易であるだけでなく強力で即効性がある」と述べ、新世代の糖尿病治療薬になると期待をにじませました。
また今回の研究は、思いもよらない生物が、人類の主要な疾患の治療薬を提供してくれることを示しました。
このことは人類が、生物の種の保存の重要性を再考するきっかけになるかもしれません。
今どこかでひっそりと絶滅した生物が、私たちの未来を救う生物だった可能性も十分に考えられるのです。
研究結果はアメリカ、ユタ大学のXiaochun Xiong氏らによってまとめられ、6月1日に学術雑誌「Nature Structural&Molecular Biology」に掲載されました。
https://nazology.net/archives/61521 そもそも処理を関数やサブルーチンで小分けにするだけでも
メインモジュールを充分に簡潔にできるのに
さらに「クラス」なるデカい箱で多段構造つくって(かえって解り辛くねーか?)
それを「それぞれ属性と振る舞いを同じくする「イヌ」というクラスがあって云々」みたいな
哲学(笑)じみた大言壮語で飾る風潮がキモすぎるんだが インスリン・オブ・ジョイトイとランゲルハンス島のバカンスで乾杯で飲みすぎ あ、なんかこれ効果ありそう。
ボトックスみたいだな。 あー、なんか自分らが糖尿病を恐れる過去の人間になった気がするわ 世の中にはすごい進化の仕方した生き物があるんだね
姑息だな 彡⌒ミ シュバババ
(`・ω・) =つ==∈
/つ==つ====∈
し─J ==つ=∈ 血糖値下げる薬よりインスリンの効き目が回復する薬が欲しい >>11
毒の痛みは殺してくれと言いたくなる・・・
別の貝だっけな? イモガイって寝てる魚に毒を吸わせて包み込んて食べるヤツだよな
貝なのに魚を襲うってスゲーよな 他の種族が死にものぐるいで獲得した進化を
一方的に奪うだけで他の種族に還元することもない
人間とはアダムとイブに始まるころから
まこと罪深い盗人である アンボイナって人でも刺されて死んだのがいる
危険貝って認識だったんだけど イモガイって初めて聞いたわ
サツマイモに似てんだろうな スキューバダイビングしてて間違ってアンボイナガイに刺されると、人間でも最悪死んじゃうんだよな
あんな危険生物の毒をよく利用しようなんて気になったわ >>16
> 血糖値下げる薬よりインスリンの効き目が回復する薬が欲しい
家の砂糖を飲めばいい。
それで十分。
炭水化物分解酵素の阻害剤を飲んでたら、
値段が高いがブドウ糖を飲め。 糖尿にならない方が安上がりで気楽に生きていけるのになあ イモガイの毒は神経毒じゃなかったっけ?
下手すれば即死だったはず >>29
よく読め
インスリンの効果からの回復じゃなくて
インスリン抵抗性の回復だぞ >>16
> 血糖値下げる薬よりインスリンの効き目が回復する薬が欲しい
脂肪細胞が大きくなりすぎて分裂の限界を迎えると、
脂肪細胞からインスリンの効き目を無視拒絶する物質が出る。
薬剤で脂肪細胞を小粒に無理やり分裂させると、
小粒から大粒になるまで余裕が出てインスリンが効く。 >>27
こいつはたまげた、立派なイモガイどんじゃあ
手のひらにズシッと子種を感じさせおるわい
ひひっ、と老人は笑うと俺の股ぐらから手を抜き
すんすんと鼻を鳴らしてかぎとるのだった。 >>2
小分けにする能力が低いから、
つまり知性の目がお粗末だから
クラスが「見えてこない」んだよ カブトガニみたいにチューチュー抜かれるようになるのかな
可哀想 これでようやくエクメット、フォシーガから開放される >>2
自然の進化は木構造とっているから
じゃあラバのようにウマとロバで荒廃させたらどうなるの とかあるよね
循環参照させるような荒廃でもやばい 刺されると意識なくなるって
テレビで見たけど理由は
低血糖なんだね アンボイナイモガイって有名な殺人貝じゃん
貝殻キレイだからって拾い上げるとアウトってやつ
それがインシュリン薬効? >>5
腎臓や肝臓に胃潰瘍、逆流性食道炎など自分は色んな合併症を抱えてるから朗報。
糖尿病なんて過去の病気、そうなると良いね。 あれ?イモガイ毒には血清が無いから刺されたらアウトって聞いたけど でも、飲み薬としてではなく、注射で投与なんだよね。
患者の負担がへらないのでは? >>16
わかるわ
超即効のインスリン注なんてとっくにあるからなあ。
もしくは飲用で開発されれば医療費大幅削減になるのに。 通常のインスリンとどう違うのだろう
糖尿治療のインスリンも即効性はあるのだが 強力で即効性のあるインスリンなら、自殺に使えそうだな。 >>2
皆はあなたほど単純じゃないって事さ。
勉強不足だね。 >>56
インスリン、口からだとただのたんぱく質として吸収されちゃうから飲み薬は無理
経皮吸収パッチの研究はされてるし
数日貼りっぱなしOK、そのまま風呂にも入れる
みたいな薬は将来出るかも 死んだ子の年を数えるように絶滅した生物の効能を論う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています