新型コロナウイルス対策で支給される10万円の特別定額給付金を巡り、ギャンブル依存症者の家族が悩みを深めている。世帯主が依存症の場合、家族の給付金もギャンブルで浪費してしまう恐れがあるからだ。「自分の手元には届かない」と諦めている栃木県内の家族も。識者は「必要な人の元へ渡る配慮や、依存症者と家族への支援が必要」と訴えている。

 県内の60代女性は、夫がギャンブル依存症。パチンコや競馬などで数百万円単位の借金を何度も繰り返してきた。

 特別給付金は、世帯主の夫の口座に振り込まれる。ギャンブルで浪費する不安があるが、夫は怒ると暴力を振るうこともあり、使い道の話し合いはできていない。女性は「口座にお金が入ると全て使ってしまうだろう」と肩を落とす。

 ギャンブル依存症から回復した宇都宮市、40代男性は「今も依存症なら、給付金は間違いなく全てギャンブルに使う」と断言する。

 男性は約10年前に依存症と診断された。スロットにのめり込み、仕事の傍ら毎日パチンコ店に通った。「やめたいと思っていても勝ったときの高揚感が忘れられず、翌朝にはまた店に行ってしまう」と振り返る。

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6/5(金) 11:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1116876c64e16ab40d3751d77a6a0b3eb5950c43
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