岩手県花巻市大迫町の洞窟で発見された、弥生時代の幼児のものと推定される全身の骨が、岩手県内で初めて公開されています。

 公開されているのは、1996年に大迫町外川目のアバクチ洞穴で発見された、東北唯一の弥生時代のものと推定される人の骨です。

 洞穴の名前から「アバちゃん」と名付けられた骨は3、4歳の幼児と見られますが性別はわかっていません。
全身の骨が完全な状態で発見されていて、東北人のルーツを調べる貴重な資料です。

 展示会は花巻市大迫町の市総合文化財センターで、8月10日まで開かれています。

6/7(日) 12:17配信
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