6/10(水) 8:15
読売新聞オンライン
 
 東京都千代田区で昨年8月、緊急走行中のパトカーが都内在住の男児(当時4歳)をはねて死亡させた事故で、東京地検が、パトカーを運転していた新宿署地域課の男性巡査部長(52)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死)で東京地裁に在宅起訴したことがわかった。起訴は5日付。地検は取材に対し、巡査部長の氏名や認否を明らかにしていない。

 地検によると、巡査部長は昨年8月18日、千代田区麹町の国道交差点で、青信号の横断歩道を渡っていた男児をパトカーではね、5歳の誕生日を過ぎた同9月13日に脳損傷で死亡させたとしている。緊急車両は赤信号の交差点では徐行する必要があるが、パトカーは時速40〜50キロで進入したという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200610-00050117-yom-soci