政治化された「エビデンス」 新型コロナ研究不正疑惑の波紋
2020年6月14日
八田浩輔・ブリュッセル特派員

 新型コロナウイルス感染症の治療に関わる研究で不正疑惑が浮上した。複数の欧米の一流医学誌がこの研究論文のデータが信頼できないとして、掲載の撤回を発表したのだ。米国のトランプ大統領をも巻き込み、国際的に大きな注目を集めた研究だった。波紋は学術界の外へと広がっている。

https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20200612/pol/00m/010/006000c