0001ごまカンパチ ★
2020/06/16(火) 22:04:14.36ID:slFJ2/GA9英国のジョンソン首相と欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は15日、テレビ会議で会談した。
英国は年内に終了する「移行期間」を延長しない方針を伝え、EU側も了承した。
双方は、2021年1月の英国の「完全離脱」に向けて自由貿易協定(FTA)を軸にした将来の関係をめぐる交渉を加速させる方針で一致した。
会談終了後に発表した共同声明で明らかにした。
英国は20年1月末にEUを離脱したが、激変緩和のため従来の経済関係を続ける「移行期間」にある。
双方が合意すれば最長2年の延長が可能で、6月末までに判断する必要があった。
新型コロナウイルスの影響などで交渉が滞る中、EU側からは延長を望む声が上がっていたが、英国が年内の移行期間終了に固執した。
英・EUは双方の議会でFTAの批准にかかる時間などを考慮し、10月末までの交渉妥結を目指して7月から集中的に協議を重ねる。
FTAなしで離脱した場合、英・EU間の貿易には関税が発生し、新型ウイルスの打撃を受けた欧州経済にさらなる悪材料となることが懸念される。
交渉は、一方的な規制緩和などで相手側に不利益を与えない「公正な競争環境」の確保や、英領海でのEU加盟国の漁業権などで行き詰まっている。