65歳の女性、養子にした24歳男性からプロポーズを受けて結婚(インドネシア)
2020.06.18 06:45 Techinsight
https://japan.techinsight.jp/2020/06/masumi06171137.html

このほどインドネシアで、41歳の年齢差を超えて結婚した幸せな夫婦が誕生した。昨今では超年の差婚もさほど珍しくはないが、今回結婚した65歳の新妻の相手が養子として迎えていた24歳の息子だったことで注目を集めたようだ。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

インドネシアの南スマトラ州で今月5日、65歳のムバ・ガンブレンさん(Mbah Gambreng)と24歳になるアルディ・ワラスさん(Ardi Waras)が41歳の年の差を物ともせずに結婚式を挙げ、晴れて夫婦となった。

インドネシアでは過去にも71歳女性と16歳男性の結婚や82歳女性と28歳男性の結婚など50歳以上もの超年の差婚が報じられていたが、ムバさん夫婦は結婚前に養子縁組をした親子だったことから周囲を驚かせたようだ。

夫であるアルディさんは昨年、ムバさんの元へ養子として迎えられてから2人は一緒に暮らしていた。ムバさんには他にも養子として迎えた3人の養女がいたが、既に3人とも成人して結婚している。そんな彼女達を見て、ムバさんはアルディさんにも「早く相手を探して結婚するように」と促した。

すると驚くべきことに、アルディさんは「ムバさんと結婚したい」と告げたという。ムバさんとしてはアルディさんを養子として迎えていただけに、彼と結婚するなど微塵も考えたことがなかったそうだ。

しかしムバさんは今回のアルディさんのプロポーズを快く受け入れ、結婚に至ったようだ。アルディさんはイスラム法の結婚ルールにのっとり、10万インドネシア・ルピア(約750円)の婚資を用意し、ムバさんに支払った。結婚式での2人は、お互いに手を握り合ってしっかり寄り添う姿があった。

※中略

出会いのきっかけが普通と異なるだけで、ムバさんとアルディさんは今、お互いを愛し合う本物の夫婦として幸せな新婚生活を送っているようだ。ちなみに日本では、たとえ血が繋がっていなくとも一度養子と養親の関係になった場合、法律で結婚することはできないという。

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画像は『Aku Wong Pati 2020年6月8日付Facebook「Selamat untuk Mbah Gambreng(65 th) & Mas Ardi Waras(25 th).」』のスクリーンショット