ひったくりに遭ったとうその110番をしたとして、
兵庫県警尼崎東署は18日、偽計業務妨害の疑いで神戸市兵庫区の無職の男(49)を逮捕した。
この通報を受け、約70人の警察官が約4時間にわたって現場周辺を緊急配備する事態となった。

逮捕容疑は2019年5月15日午後5時40分ごろ、
尼崎市西長洲町3の路上で、現金約6万円などが入ったかばんを奪われたと虚偽の通報をし、
警察官に捜索させるなど業務を妨害した疑い。

男は容疑を認め、
「知人から金をせびられていて、うその通報をしてひったくられたことにすれば諦めると思った」と話しているという。

同署によると、男は自転車を押していた際に前かごにあったかばんをバイクの男に取られた−と説明したが、
署員が周辺の防犯カメラを調べても映っていなかった。

「友達の家からの帰り道」という説明も被害状況に照らすと、あえて遠回りになるルートを選んだことになるなど
説明にちぐはぐな点が目立ち、署員が確認したところ、虚偽通報を認めたという。

以下ソース:神戸新聞 2020/6/18 14:03
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202006/0013433752.shtml