高額報酬をうたって違法行為に加担させる「闇バイト」に応募し宇都宮市内の住宅兼事務所から現金などを奪ったとして、
県警捜査1課と宇都宮東署は19日、強盗の疑いで無職、渡口大輔容疑者(28)=東京都北区田端新町=ら10代を含む6人を逮捕したと発表した。

逮捕容疑は、2月4日午前1時50分ごろから同日午後10時20分ごろまで、宇都宮市宿郷の会社役員の男性(47)の自宅兼事務所に侵入。
現場に居合わせた同社員の男性(29)を殴って、現金や商品券など計約240万円相当を奪ったなどとしている。

同課によると、6人は会員制交流サイト(SNS)などを通じて闇バイトを知り、指示役から現場を指定された。
渡口容疑者は黙秘しているが、他の5人は「大金が欲しかった」と容疑を認めている。
防犯カメラの映像などから6人を特定したという。

捜査関係者によると、6人のうち1人は今年2月、
広島県福山市内の住宅に押し入って現金約3千万円を奪ったとして強盗傷害などの罪で逮捕・起訴されているといい、
県警は背後に全国規模で犯行を指示するグループが存在する可能性があるとみて捜査している。

以下ソース:産経新聞 2020.6.20 07:01
https://www.sankei.com/region/news/200620/rgn2006200011-n1.html