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毎日新聞

岐阜市はマイナンバーカードなしでOK 「10万円」オンライン申請
岐阜市役所=岐阜市で2019年2月27日、鮫島弘樹撮影
 岐阜市は19日、国民に一律10万円を配る特別定額給付金の申請手続きについて、マイナンバーカードなしでもオンラインで申請ができる新たなシステムを導入すると発表した。兵庫県加古川市が5月末に開発、無償公開しているシステムを利用したもので、市民は22日から利用できる。

 申請時には、各世帯に郵送されている申請書に書かれた申請番号の入力が必要。また、なりすまし申請を防ぐため、申請書の写真を添付する。それ以外に、免許証などの本人確認書類と、通帳など振込口座確認書類も写真でアップロードする。

 岐阜市は19日現在、対象となる市民の約9割に相当する約16万3000世帯、約37万4000人に支給済み。新システムは、書類のコピーなどが困難な人などに利用してもらい、全世帯への給付を目指すのが狙いだ。

 柴橋正直市長は19日に記者会見し、「忙しい人は寝る前にスマホでも申請できる。ポストに投函(とうかん)する手間も不要になる」と説明し、「これまでは迅速に給付することを重視してきた。これからは全ての人に配るという新たなフェーズになる」と話した。岐阜市では8月15日が申請の締め切りとなる。

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