神戸・元町の質店で今年1月、店員らがスプレーを噴射され時計を奪われた事件に関与したとして、
兵庫県警捜査1課と生田署が強盗致傷などの疑いで男3人を再逮捕する方針を固めたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。
3人は大阪の半グレグループ「89(バグ)」のメンバーで、別の強盗傷害容疑で大阪府警に逮捕されていた。
県警は組織的関与の有無も調べる。

捜査関係者によると、
大阪府吹田市、建設作業員の男(21)▽住所不定、無職の男(21)▽犯行時少年だった同府東大阪市、飲食店従業員の男(20)−の3人。

事件は1月7日午後7時45分ごろ、神戸市中央区元町通1の質店「大黒屋神戸元町店」で発生。
3人は共謀し、店内で催涙スプレーをまき、高級ブランド「ロレックス」の腕時計6点(販売価格計約630万円)を奪った疑いが持たれている。
20代の女性店員1人が顔にけがを負った。

捜査関係者によると、建設作業員の男が指示役だったとみられる。
建設作業員の男は5月、大阪市内の高級腕時計店から金品を奪おうとした強盗傷害容疑で府警に逮捕されていた。
兵庫を含む4府県で類似の強盗や窃盗が起きており、県警などが関連を調べる。

以下ソース:神戸新聞 2020/6/23 02:00
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202006/0013446946.shtml