新型コロナウイルスの感染拡大に伴う業務の増加で、2〜5月の残業時間が「過労死ライン」とされる「1か月で100時間」、または「2か月以上の平均で80時間」を超えた石川県職員が142人に上ることが明らかになった。県議会の一般質問で、吉住秀夫・県総務部長が打出喜代文議員(未来石川)の質問に答えた。


 県人事課によると、142人の内訳は総務部が44人、健康福祉部が41人、商工労働部が10人など。知事部局に勤める管理職を除く2640人の勤務実態を調べたという。

 谷本知事は22日、県議会での答弁で、「県や市町の職員には日々奮闘していただいている。行政の果たすべき役割は重要だ。引き続き職務に精励いただくことをお願いしたい」と述べた。

読売新聞 2020/06/23 11:37
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200623-OYT1T50133/