信州大学は、附属の松本中学校で起きた火事について、
教諭が変色した消毒液を再利用しようと蒸留した際に引火したことが原因と明らかにしました。
消毒液が新型コロナで不足しもったいなかったと話しているということです。

今月16日の午前、松本市桐の信大附属松本中学の理科室から火が出て、
壁やカーテンの一部が焼け41歳と39歳の男性教諭2人が軽いやけどをしました。
およそ460人の生徒にけがはありませんでしたが、一時校庭に全員が避難しました。

信大は、きょう開いた会見で、火事の原因について、
消毒液をカセットコンロで蒸留した際、気化して漏れたエタノールに引火したと説明しました。
およそ8リットルの消毒液を金属製の容器で保管していたところ、
さびで変色していたため、再利用しようと蒸留したということです。

新型コロナウイルスの感染拡大で消毒液が不足する中教諭は
「捨てるのがもったいなかった」と話しているということです。

以下ソース:信越放送 06月23日16時15分
https://sbc21.co.jp/news/page.php?date=20200623&;pid=0379094