新型コロナ、重篤な後遺症の報告多数 一生苦しむ恐れも
https://news.yahoo.co.jp/articles/327062ec7cd6e5d3742d18b316ab072a78a5c0d5

「無症状」の患者にも後遺症があるとの指摘がある。
最近、医療現場では無症状回復者に関連する、ある「異変」がしばしば確認されているという。
漢方内科と耳鼻科感染症が専門で、新中野耳鼻咽喉科クリニック院長の陣内賢さんが指摘する。
「現在、クリニックで150人ほどの疑い例を診察しました。微熱や倦怠感、胸の痛み、息苦しさ
など多彩な症状が1か月以上続いていると訴える患者さんが目立っています。
確証はありませんが、そうした患者は新型コロナに感染したのに無症状のうちに回復しており、
その後遺症としてさまざまな症状が出ていると考えられます」
ポイントは、無症状の感染においてもサイトカインストームが生じる可能性があることです。
患者さんらは“内科で検査したがコロナではなく心因性と言われた”と一様に口にしますが、
実際には無症状で回復したものの、サイトカインストームが収まらずに症状が出たと推測できる
例が少なからずあります。
現時点で、無症状の回復者の後遺症と推測される現象がどこまで深刻化するかは判断できないが、
決して安心できるものでないことはたしかだ。