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毎日新聞

名古屋のナナちゃん、ようやくお着替え 79日ぶり、鮮やかな赤色ワンピース
久しぶりに鮮やかな赤色の服に着替えたナナちゃん人形。顔に特大マスク、足の幅がちょうど2メートルと注意喚起も=名古屋市中村区の名古屋駅前で2020年6月23日午後6時19分、岡村恵子撮影
 新型コロナウイルスによる広告自粛でずっと普段着だった名古屋駅前の巨大マネキン「ナナちゃん人形」(身長約6メートル)が23日、79日ぶりに着替えた。「SALE」をPRする鮮やかな赤色ワンピース姿で、久しぶりの装いに街行く人から笑みがこぼれた。

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 名鉄百貨店本店で開催中のセールに加え、感染防止を伝えるため、顔に縦38センチ、横68センチの特大マスクも。「マスクの下は笑顔です」の看板を掲げ、マスクを着けて接客する店員の思いを込めた。開いた足の幅がちょうど「ソーシャルディスタンス」の2メートルのため、足元に貼った円形シートで間隔に注意を促している。

 ナナちゃんは1973年に登場した同百貨店の広報部員。企業やイベントなどの広告依頼で年間40着ほど着替え、今やすっかり名古屋の観光名所に。しかし、広告自粛のあおりで4月6日から無地の青色ワンピースを着た「ひとやすみナナちゃん」姿だった。着替えなかった期間は過去最長という。

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