中年。それは人生の行く末が見えてしまう時期。
若さと勢いに任せて時に暴れ、無計画に生きてきた輩も、唯一の拠り所である体力が役に立たなくなっていく現実を感じ取る。
潔く敗北を受け入れ、後は消化試合と化した惨めな底辺人生を生きる覚悟を持てる者はまだマシな方だ。
世間から即忘れ去られる程度の揉め事を起こして、パトカーと共に社会から退場していく者も少なくない。
一方画面に張り付いてる底辺中年は共食いの様に日夜叩きあう。彼らの心が満たされる日は永遠に無さそうだ…。