【研究】男性統合失調症患者のセロトニン関連遺伝子が高メチル化状態にあると判明 熊大ほか [樽悶★]
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■精神疾患の病態に深く関わるとして薬剤にも用いられているセロトニントランスポーター
熊本大学は6月18日、国内多施設共同研究により、統合失調症や双極性障害患者の血液では、セロトニントランスポーター遺伝子の特定のゲノム領域が高いメチル化状態を示すことを明らかにしたと発表した。これは、同大大学院生命科学研究部分子脳科学講座の文東美紀准教授、岩本和也教授および東京大学医学部附属病院精神神経科の池亀天平助教、笠井清登教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Schizophrenia Bulletin」に掲載されている。
統合失調症や双極性障害は、人口の約1%が罹患し、長期間の治療が必要とされる重篤な精神疾患だ。過去の疫学研究から、発症には遺伝要因と環境要因の複雑な相互作用が関係していると考えられているが、確実な遺伝要因は同定されていない。
近年、「エピジェネティクス」という現象を通して、環境要因により遺伝子の働き(発現)が変化することが注目されている。エピジェネティクスは「遺伝子の塩基配列(設計図)の変化を伴わずに、子孫や娘細胞に伝達される遺伝子発現調節機構」と定義され、DNAメチル化などの化学修飾により遺伝子の発現が制御されている。
研究グループは過去に、双極性障害患者でのDNAメチル化解析で、セロトニントランスポーター遺伝子内の2つの特定の部位(CpG3およびCpG4)が高いメチル化状態を示すことを報告している。今回の研究では、過去に同定したこのCpG部位について大規模な追試実験を行い、また、新たに統合失調症患者での検討も行い、セロトニントランスポーター遺伝子のDNAメチル化が病態に与える影響について、包括的な検討を行った。
セロトニントランスポーターは、神経伝達物質をやり取りするシナプス間隙において、神経伝達物質セロトニンの濃度調節を行っているタンパク質。セロトニントランスポーターを標的とした薬剤は、抗うつ薬として広くうつ病や不安障害の治療に用いられており、精神疾患の病態に深く関わる分子の一つと考えられている。また、この遺伝子のプロモーター領域には5-HTTLPRと呼ばれる遺伝子多型があり、うつ病をはじめとした精神疾患との関連解析が多数行われてきた。多型のタイプがL(long)型である場合、遺伝子の働きが強くなり、多くのセロトニントランスポーターが産生され、S(short)型である場合は、少なく産生される。ヒトは大まかにこの2種類の組み合わせであるL/L、S/L、S/Sのいずれかの型を持つ。解析の結果、S型を持つと不安傾向が強く、よりうつ病に罹患しやすいとされ、大きな話題となった。しかし、近年の大規模な研究により精査され、5-HTTLPRの遺伝子多型と精神疾患の単純な関係は明確に否定されている。
■男性統合失調症/双極性障害患者でセロトニントランスポーターが高メチル化状態にあることを確認
今回研究グループは、双極性障害患者450例、統合失調症患者440例、健常者460例について、血液(末梢血)から抽出したゲノムDNAを用いて、セロトニントランスポーター遺伝子のDNAメチル化状態を測定した。その結果、双極性障害患者および統合失調症患者のセロトニントランスポーターCpG3部位について、男性患者において高メチル化状態にあることを確認。この結果を受け、小型の霊長類であるマーモセットに抗精神病薬を長期投与し、そのセロトニントランスポーター遺伝子のDNAメチル化状態を測定したところ、メチル化変化が検出されなかったことから、双極性障害患者および統合失調症患者におけるメチル化変化が、投薬の影響を受けたものではないと推定された。
また、セロトニントランスポーター遺伝子のプロモーター領域における遺伝子多型5-HTTLPRの詳細な解析を行ったところ、双極性障害患者および統合失調症患者において5-HTTLPRが低活性型である場合、高メチル化を示すことを確認した。なお、多型のタイプが日本人特有のL型であるL16-Cである場合、低活性型であることを確認したという。
次に、セロトニントランスポーター遺伝子のCpG3部位を人工的にメチル化し転写活性化能を測定したところ、メチル化したセロトニントランスポーター遺伝子では、転写活性化能が著しく抑制され、セロトニントランスポータータンパク質の生成が抑制されることを見出した。さらに、年齢・性別を適合させた健常者41例、統合失調症患者57例について、セロトニントランスポーターの働きが強く、過去にDNAメチル化状態との関連が報告されている扁桃体について、MRI脳画像を用いた解析を行った。その結果、低活性型5-HTTLPRを持つ男性患者の左扁桃体の体積と、CpG3のDNAメチル化率が逆相関を示すことを見出した。(続きはソース)
http://www.qlifepro.com/news/20200623/serotonin-transporter.html
http://www.qlifepro.com/wp-content/uploads/2020/06/23_03.png あー高メチル化状態ね
知ってる知ってる えーと・・・(´・ω・`) よく分からんけど
いわゆる精神病や心の病も数値で分かるようになればいいね メチル化で検索したが、早い話がDNA変異ということらしい。
DNAの4つの塩基のうち、シトシンが別の塩基に変わってしまっているから、細胞が満足に機能しなくなるそうな。 結局治しても問題作った場所にいけばすぐに再発だろうね 統失をより厳密な定義にすると男は女より3倍も多くなるというキチガイっぷり
そりゃ犯罪者ばっかになるわな よく分からんけどそれを正常に戻すとかはまだ現実的に無理なのは分かる
ある程度そういうの見てきたけどある程度は改善してたが根本は治らない病気かな 末梢血取ってパイロシークしたら仮病バレちゃうじゃん よく分からんけど遺伝するってこと?
男のが発症しやすいのと関係あるのかな 統失の同級生を着信拒否にするまで40年の決断を要した。
なかなか捨てられなかった >>20日本なんか天皇を現人神と教育して神風特攻させてたんだから
あんまり関係ないし遅すぎたような気がする >>1
がわかるのは理系、わからないのは文系
ぐらいは理解できた >>30
糖質でも薬で寛解してるような友人ならそこまで冷たくすることもないのに
そうでもないのに40年仲良くしてたのなら何故切ることにした、と リンパ球から抽出したゲノムのメチル化と中枢神経におけるゲノムのメチル化は一緒のはずはない
治療薬としてドパミンに作用する薬が多いのにセロトニントランスポーターの発現量だけで病気発症の説明は困難
性差はどう説明する? これ、医療従事者用の記事。
健常者用にかいつまんて、解説せーや >>46
結局扁桃体が小さいと言ってる
処理能力が小さいのでしょう >>21
変異ではない
遺伝情報は変わりなし
遺伝子のスイッチオンオフに関係してるところの違いを調べたら健康な人と比べて差があった
遺伝情報から作られるRNA、タンパク質の量の違いが病気発症と関係してるという結論
昔から行われてる解析方法なんで驚きは無い
別の人種で確認する事 俺の友達も統失の実の兄に殺された
引きこもりのニート兄貴としか聞かせれてなかったけど事件前から病気と分かってたら友達も生きてたんかな 扁桃体の大きさにメチル化が影響しているっていうのも飛躍ありすぎ
一部の遺伝子のメチル化で大きさが決まるはずはない
扁桃体と他の脳組織との結合性をfMRIで調べろ 髪の毛の細胞も指の細胞も同じDNAを持ってるのに、髪が指になる事はない。その逆もしかり。これは細胞がもつDNAの化学処理(メチル化)機構のおかげ。その化学処理のメカニズムがイカレると鬱になりやすいって記事だとマジレスしてみる これで薬でごまかさなくても完治させる方法が見つかる…かもしれない程度の発見なのに…
>>47
まるで医療従事者が病気みたいな言い草だな? >>20
まだ保険診療ではないみたいだけど、脳波とか血液とかでうつ病とか診断できるようになってきているそうだよー。
ところで、
この男性統失って、女性でもかかるの?
それとも性差があるってこと? これは大きな進歩だね
そのうち害児はいなくなると思う
「うちの子は天使〜」なんて無理して言う必要となくなる。ホントに大きな一歩だ >>57
一般人と言いたいだけでは(´・ω・`)? トランスポーターってことは前シナプスかな?
ちょっと論文見に行こうかな
ドパミンとかグルタミン酸とかで類似の研究はどうなってるんだろ >>56
うつ病は甘え、みたいなのがなくなるといいですよね。 この変化、発症を防ごうとする生体反応で、
結局防ぎきれなかった事の
残遺マーカーと考えちゃダメか? セロトニンのアセトアルデヒドがアミラーゼでファージ >>19
あーあれね あれあれ 説明してあげたいけど用事を思い出しちゃった またね゙ヘ(・∀・`●)ノ゙ =3 =3 =3 ニゲニゲ 薬を飲まされてるからじゃね?
あれなんの効果もないらしい すんげー難しい記事で興味あるのにわかんね
簡単に言ってくれ 精神科の治療は早く全員遺伝子検査が保険適用でやれるようにしてほしい
医者が感覚で適当に診察してるのは精神科だけ
コロナで科学に基づくエビデンスは大事って分かっただろ ちょいちょい詳しい人いんね。だから5chはやめられない。噛み砕いて説明よろ >>63
シトシンと言うことは変わらない。そこにメチル基が付くだけ >メチル化したセロトニントランスポーター遺伝子では、
>転写活性化能が著しく抑制され、
>セロトニントランスポータータンパク質の生成が抑制されることを見出した。
下の方のこの文のほうが概要にふさわしくね? メチル化が多いと転写が抑えられる
メチル化が少ないと転写が多くなる トランスポーターっていうのはニューロン以外にもグリアにも発現してるんで簡単では無い ということは統合失調症患者は
セロトニンがシナプス間隙に溜まりやすい状態になってるんだよね。
これ、今まで統合失調症なのに診断されず鬱病の薬投薬されてたら
余計悪化してた可能性もある。医師の責任は重い。 >>59
「うちの子は天使」は、無理してるんじゃないと思うよ。
本当にかわいいんだよ。
自分を良く見せようとか、他者を貶めてやろうとかいうのがないから、純粋にただただ可愛い、という側面が確かにあると思うよ。 >>65
あとはヒゲの濃さを説明できれば相関は高いと思う 人間の肉体って化学反応なのかね?
10歳と80歳の人間の肉体の化学反応の差を解明して
もっと調整できるようにすべき B12に二種類あって、ひとつは有害みたいな話を思い出した。 >>17
ものっすっごく、簡単にいうと
元々遺伝子を持ってる人が
環境によって影響されて
遺伝子のある個所がメチル化したら
普通の働きをしなくなった結果
左扁桃体が小さくなってるみたい!
ということかな
メチル化という帽子が
遺伝子にかぶさってしまって
うまく本来の相手とあわなくなって
できるはずのたんぱく質とかができなくなってしまい→結果、やばいことになったよ、という感じ?
>>21
メチル化ちょっと違う
DNAというお皿は変わってないけど
上に塩振られちゃったみたいなのがメチル化かと
しょっぱくてダメ―みたいな
環境で皿の上にいきなりおにぎり置かれてパスタ置けなくなった、みたいな よくわからんな
一酸化炭素が関係してそうだから全裸になって外ウォーキングしたら治りそう
直感dあけど >>81
糖質と鬱病間違える医者おるの?無能どころかそいつが糖質じゃん >>62
鬱ってマジで最近は炎症のせいで起きてるのがわかってきてるので
そもそも、脳という臓器に起きている病気なのに
特別扱いして甘えとか精神論とか謎な反応するのが謎すぎる
日照時間が影響するとか
生物としての働きそのものだとおもうのにね、鬱とか
これも治るといいわな >>58
分かると言っている人がいる、くらい
あるいはうつ病の一部がわかる
バイオ系の企業はアドバルーンが大好きで
ウルフ村田が連呼してイナゴタワー建築するのが目的の大風呂敷もある ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています