血液型がA型の人は他の血液型の人に比べ、新型コロナウイルス感染後に重症化しやすい傾向にあるとする研究結果を、欧州各国の研究者でつくるチームが発表した。多くの感染者が出たイタリアとスペインの患者らを対象にした研究で、米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に論文が掲載された。

 チームは、患者らのゲノム(全遺伝情報)を分析し、遺伝的要因と感染リスクとの関連を調べた。重症患者1980人と、一部軽症者を含む健康な人2381人を比較し、遺伝情報のわずかな違い850万か所を分析したところ、血液型によって重症者と健康な人に違いが見られた。

 分析結果によると、A型の人は他の血液型の人に比べ、感染後に重症化するリスクが45%高いことが判明。一方、O型の人はこのリスクが35%低いことも明らかになったとしている。

 徳永勝士・国立国際医療研究センタープロジェクト長(ゲノム医学)の話「今回の結果を直ちに日本人に当てはめるのは難しいが、今後、欧州やアジアなどで広くゲノム分析が進むと、血液型を含む遺伝的要因との関係が明らかになるかもしれない」

6/25(木) 11:39配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200625-00050176-yom-sci

★1:2020/06/25(木) 20:15:08.80
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1593083708/