国内で1〜4月に確認された新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)61件を分析した結果、
飲食店や音楽関係、ジムの3種類の施設での発生が計36%を占めたとする調査結果を、
京都大の古瀬祐気・特定助教などのチームが27日までに米疾病対策センター(CDC)の専門誌に発表した。

いずれも人が密接した場所や、大きな声を出したり、激しい呼吸になったりしやすいという特徴があり、
3密(密閉、密集、密接)のリスクが高いことが裏付けられた。

古瀬さんは「症状のない人から感染が広まった例も確認された。症状がなくても日頃からマスク着用などの予防策が大切だ」としている。
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