2020年6月27日 15:29
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO60895430X20C20A6TJC000
キリンホールディングス傘下のキリンビバレッジと日本航空(JAL)は、自宅から参加できるリモート工場見学を共同開催する。日本マイクロソフトとも連携し、現地の見学者と同じ目線で映像を楽しめるようにした。外出自粛が広がるなか、最新の機器を使い新たな楽しみを提供する。
マイクロソフトが提供している生中継配信サービス「Microsoft Teams ライブイベント」で映像を配信した。同社のスマートグラス「HoloLens 2」を使い、実際に現地でグラスを着用している人と同じ目線で、工場の様子を見学できるようにした。特設サイトから無料で参加できる。
キリンビバは27日、「午後の紅茶」のペットボトル飲料ができるまでを紹介した。工場の製造ラインの映像を流すと同時に、別画面に映った社員が解説した。閲覧者もオンラインで質問でき「一番売れているのはどの味ですか」といった質問が飛んだ。
28日にはJALが羽田整備工場でリモート見学を開催する。格納庫で航空機を整備する様子を、整備士の解説付きで見学できる。