2020年06月30日09時41分

 日本関係船舶の安全確保に向けた中東シーレーン(海上交通路)の情報収集活動に当たっていた海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が30日午前、海自横須賀基地(神奈川県横須賀市)に帰港した。昨年末の閣議決定を受けて派遣された1次部隊で、現在は2次部隊の護衛艦「きりさめ」が任務を引き継いでいる。

 たかなみは、防衛省設置法の「調査・研究」に基づき、2月下旬からアラビア海北部の公海などで任務を開始した。5月末までに計7617隻の船舶の針路などを確認。自衛隊法が定める「海上警備行動」が発令されるような不測の事態は発生しなかった。

ソース https://www.jiji.com/jc/article?k=2020063000201&;g=soc