7/1(水) 8:38配信
共同通信

琥珀の中に保存された1億年前の昆虫(研究チーム提供)

 ミャンマーで見つかった1億年前の琥珀の中に、色鮮やかな昆虫たちが保存されていたと中国科学院のチームが1日付の英科学誌に発表した。琥珀中に取り込まれた生物化石はしばしば見つかるが、美しい色が保たれるのは珍しい。

 見つかったのはハチやアブの仲間。生き生きとした色は、当時の昆虫の行動や生態を知る手掛かりになるかもしれない。

 1億年前の白亜紀中期で恐竜が闊歩していた。チームはミャンマー北部の琥珀鉱山で採掘された35個の琥珀の破片に昆虫を見つけた。調べると、体表面の微細な構造が、当たった光を散乱するためさまざまな色に見えることが分かった。

https://amd.c.yimg.jp/im_siggH.IKcdRUNqbrwXAGy9djZA---x787-y900-q90-exp3h-pril/amd/20200701-00000025-kyodonews-000-2-view.jpg

https://news.yahoo.co.jp/articles/beeeaf23143b2d3ec8b5f2e477bf421eb1a5ddc0